[風下流]
心霊写真を検証してみよう! 1




皆さんこんにちは

風下奇行研究所の所長YUOです

以前、記事として
File 3 本当に事故の起こった心霊スポットに行くと、人は呪われるのか?

File 7 行くだけで呪われる・・・ 心霊スッポットの噂は本当なのか? 前編

File 8 行くだけで呪われる・・・ 心霊スッポットの噂は本当なのか? 後編

File 18 三重県ローカル心霊スポット単独突入スペシャルツアーで呪われるか? 前編

File 19 三重県ローカル心霊スポット単独突入スペシャルツアーで呪われるか?後編


など、心霊スポットでの祟りや呪いについて突撃してきました

記事を読んでいただいた皆さんからはメールなどでいろいろとご指摘いただき、その都度写真を確認もしました


しかし、実際YUOの身の周りで起こった事件や事故はあまりにも些細な事であり、実際に想像していたほどの実害があったわけではありませんでした

そこで今回は一番反応の多かったFile 3の「心霊写真」について、ステップと仮定を使って考えてみたいと思います




ステップ1

心霊写真と呼ばれている物


先ず最初に、世間で心霊写真と呼ばれている物の例をいくつか上げてみましょう

オーブが写る ・主に写真に写る光の玉
・帯状に伸びた物もある
など・・・
蛇や、動物霊が写る ・写真に鱗のある蛇の姿が写っている
・被写体の周りに光の線が写っている
など・・・
体の一部が欠損して写る ・腕が無い写真が撮れた
・足が無い写真が撮れた
・下半身や上半身が無い写真が撮れた
など・・・
霊の姿が写った 霊の顔が写っている
・肩の上に霊の手が写っている
・テレビ画面に霊の姿が映っている
など・・・

代表的な例としてはこの辺が有名だと思います

皆さん大体どのようなものか想像できますでしょうか?




ステップ2

そもそも霊とは何なのか?

世間で霊と呼ばれているものは、一体なんなのでしょうか?

霊とは、「人が死を迎えると、肉体を離れた精神は魂という形をとり、その後の行き先を決める」その魂の事だそうです

しかし、この世に未練を残して死に、地縛霊などになりこの世に縛られたり留まったりした魂を幽霊と呼ぶようです

どうやら「霊」と「幽霊」は定義分けされているようです




ステップ3

幽霊がよく現れる場所

ステップ3は、よく霊が目撃される場所を調べてみましょう

1 トンネル

2 廃墟

3 池やダム・湖

4 墓場

5 森や林


などが多いようです




ステップ4

その土地の過去

世間に心霊スポットとして認知されるには、いくつかの条件が必要なようです

その土地の雰囲気や、過去に起こった事故や事件が一番わかりやすいのではないかと思います

File 3で紹介したトンネルは、過去に列車の衝突事故があり、死者が出たことを切っ掛けに廃線になったポイントでした

その他にも自殺の名所である・殺人や死体遺棄事件があったなど、人の「死」に直結する出来事が語られる場合が多いようです




ステップ5

仮定

ここまで簡単に幽霊の事について予備知識を書いてきましたが、次は幽霊の存在についていくつか仮定してみましょう

1 幽霊は実在すると仮定する

2 何かと誤認したと仮定する

3 精神状況が作り出す錯覚と仮定する

4 完全な虚偽であると仮定する


大まかに4つの仮定を上げてみました

それではそれぞれの仮定について説明しましょう

 

5−1 幽霊は実在すると仮定する

先ず最初に幽霊の存在を実在するものとして仮定してみましょう

そもそも日本での幽霊の目撃談は、江戸時代以前からありました

そんな時代から人々は幽霊を目撃し、水彩画や文献に書き記していました

そして明治11年(1878年)、日本で最初の心霊写真が撮影されました

この写真は、井上 円了という妖怪研究家が「真怪」という本に記したもので、熊本鎮台の兵隊の一人が撮影したものだと言われています

この写真を撮影した本人は、「その場には居ない兵隊の姿が写ってしまった」と言ったそうです

こうした昔からある資料にも記され語り継がれるには、やはりそれなりの事実があったのではないかと考えられます

よく、それならこの世は幽霊で溢れ返っているんじゃないか?と言われますが、幽霊には有効期間があって、幽霊になっても「死」という現象があるらしく、幽霊は死んだ後人間となって生まれてくるそうです

これって保存の法則に則ってますよね




5−2 何かと誤認したと仮定する

人間の脳は、視界に三つの点が入ると自動的に、それを顔だと判断するように出来ています

例えば、下の図を見てみてください

なんとなく顔に見えるでしょう

このように人間の脳は、三つの点が写真や景色の中にあった場合、それを顔だと判断してしまうのです

こうした事から、人間の誤認であるとも言えます




5−3 精神状況が作り出す錯覚と仮定する

実際に心霊スポットや幽霊を目撃した場所に行ってみると、さすがに凄い雰囲気の場所が多いです

そうした場所に行くと、気分が高揚したり、何かあるんじゃないかとドキドキしたりするわけです

さらに、事前に「あそこは幽霊が出る」という知識を脳にインプットしている状態だと、「もしかしたら幽霊に出会うかも・・・」という先入観と雰囲気、精神状況が相まってありもしないものが見えてしまう可能性があります

どんなに「俺って幽霊信じてないぜ!」って言う人でも、少なからず上記の条件を満たしているでしょう?

このような条件から、「幽霊を見る」状況になるのではないでしょうか




5−4 完全な虚偽であると仮定する

最後は完全な虚偽であると仮定しましょう

目立ちたい気持ちや盛り上げたい気持ちが前面に出てしまい、見えてもいない幽霊を「見えた」と言ってみる人がいます

また、「俺は幽霊を見た!」と嘘を言い続けていると、過去の記憶や情報を脳内でつなぎ合わせ、本当に幽霊を見た事があるように嘘の記憶が出来てしまいます

その他にも、現在のパソコン環境でも、充分心霊写真を捏造する事が可能です

こうした事から、雑誌やweb上に出回っている心霊写真の多くは捏造されたものであると言われています

風下奇行研究所内で掲載した写真を、皆さんがどう思われるかはわかりませんが、今の世の中捏造心霊写真を作る事は造作も無いと言う事です




ステップ 6

心霊写真を考える

さて、ここまでかなり駆け足でやって来ましたが、何となく幽霊がどのようなものかわかって頂けましたでしょうか?

それでは風下奇行研究所が撮影したFile 3の心霊写真について考えてみましょう

先ずは問題の写真です

上の写真の赤マルで囲んでいる場所に写っています

このときの出来事はFile 3の記事を読んでもらうとして、コレは本当に幽霊なのでしょうか?

どうしてコレが染み出した水ではないのかと考えなかったのか・・・

皆さんもご存知のとうり、トンネルは山をくりぬいて作られるものがほとんどです

山をくりぬいたのなら、土の中に染み込んだ雨水がトンネルの中に染み出してもおかしくは無いでしょう

その雨水の染みに、仮定2で紹介した三つの点を見て顔だと判断してしまった可能性があります

更に、仮定3の先入観があったのも事実です

皆さんも「コレは心霊写真です」と紹介された所為でそう思い込んだ可能性は大いにあります

ここまで写真を否定的な目で見てきました

では逆に考えるならば・・・

この続きは次回に続きます

戻る
SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO